最近話題のコーポレートガバナンスの趣旨は、一言で表すと、経営の透明性を高めることと言えます。これは、経営者が株主に対してだけでなく、債権者や銀行と言った、様々なステークホルダーに対して果たしていかなければならない責務であり、上場会社はもとより、非上場の企業であっても、世間の要求は高まっていると言えます。透明性確保の手段の1つが、企業の業績や財務状況をまとめた、決算開示です。

   上場会社は金融商品取引法が適用され、高度な水準の会計基準に基づく決算書の作成が要求されます。また会計基準の国際化に伴い、記載内容も複雑化してきています。また非上場の会社であっても、会計監査人の監査を受ける会社は、同様の水準の決算書を作成しなければなりません。このような状況においては、監査上満足のいく決算書を社内リソースだけで仕上げることが困難な会社が増えてきており、外部の専門家による作成支援の需要は増大しているのが現状です。

   当社には、大手監査法人でマネージャー以上を経験している公認会計士が多数所属している他、上場企業、上場準備会社での決算開示資料作成経験者も数多く在籍しています。クライアント先のニーズに応じて、スポット対応、四半期ごとの継続支援に、1人から複数名のチームで柔軟に対応出来ることが、当社の強みです。

   また、既存の上場会社だけではなく、これから、あるいは現在上場準備中のクライアント様の、上場準備書類の作成支援、決算開示のトライアル支援、等も行っております。

   さらに、アメリカで上場する親会社の連結のための、米国基準に基づく日本法人の決算支援や、日本やヨーロッパ等で上場する親会社の連結のための、IFRSに基づく日本の子会社における決算支援、連結パッケージの作成支援も行っております。