当社の得意とする中堅規模以上の会社は、会社法上の大会社であったり、上場企業、あるいはその子会社であるところも多くあります。監査法人による監査に耐えるレベルの決算が要求されます。そのような企業様においては、上場企業に要求されるレベルの会計処理が求められ、単純な仕訳入力作業(いわゆる記帳代行)だけでなく、コンピュータによる自動仕訳だけでは完結出来ない領域であり、決算仕訳については未だ人が判断していかなければならないこと、残高の検証について適切なレベルのチェック体制が求めらます。我々は、その分野の経験のあるスタッフを多く抱えることで、クライアントの要求水準に応えることが出来ます。
またそのような企業様においては、基幹システム(ERP)を理想しているケースも多く、また業務システムとの連携も行われており、汎用的な会計システム(パッケージソフト)でないケースも多くあります。このような場合、会計事務所での作業は通常困難であり、企業様の現場での作業が必須となりますが、我々はクライアント常駐型で対応することが可能です。
制度会計というと、誰がやっても同じように出来るように思われがちですが、確かに最終的に出来上がる財務書類や確定申告書の正解は1つですが、システム環境や業務フローはクライアント企業様によって様々です。当社は、判で押したような業務をクライアント企業様に押し付けるのではなく、むしろ寄り添う形で、御社の業務フローやビジネスプロセスを理解し、1社1社のニーズに合った形でフレキシブルかつ迅速に対応することで、期待に応え、場合によっては期待以上のサービス提供を心掛けております。
当社の社員が御社に常駐して業務を請け負うことは、御社の会計システムをそのまま使用して作業できることのほか、次のような強みがあります。
①会計事務所とのやり取りが不要
一般的な会計事務所における記帳代行業務と異なり、御社から当社へ請求書や領収書等の証憑類を郵送・返送したりする手間が省ける他、その際の紛失リスクがなくなります。
②タイムリーな作業、レスポンスが早い
御社で作業することにより、御社は業務時間中いつでも当社スタッフへ依頼でき、作業の実行とその返答がタイムリーに行えること、また、当社スタッフが作業に取り組んでいることが御社の目に見えることでの安心感が高くなります。
③各部署とのコミュニケーション
経理業務は経理部だけで完結するものではなく、他部署での業務の結果を処理するものであることから、内容の確認や追加資料の依頼と言ったこと、あるいは逆に各部署からの経理的な問合せ等が日常的に発生しますので、常駐することで他部署とのコミュニケーションが直接・円滑にできるという利点があります。
④業務系システムの使用
企業規模が多くなる程、会計システム以外の業務システムを使用し、オンライン・オフライン問わず会計システムとの連携が必要となります。常駐して御社の社内ネットワークを使用させて頂くことで、業務系システムを閲覧したり、経理作業に必要なデータの抽出が容易に出来る利点があります。
⑤業務フローは変更不要
我々のスタッフが常駐して御社の社員の代わりを務めることにより、アウトソースと言っても基本的に業務フローを変更する必要はありません。但し、数多く他社の経験をしている当社スタッフや我々のナレッジを活用して、御社に業務改善のご提案をさせて頂くことはございます。
⑥情報漏洩リスクが極めて低い
企業の情報漏洩リスクで多いのは、重要な会社情報の入ったPCを紛失したり、重要な書類が社内に持ち出されることにより起こります。当社スタッフが常駐して作業を行うことで、御社の情報の入ったPCや重要書類を外部で紛失するリスクはないと言えます。
当社による財務経理のアウトソーシング業務の強みを挙げると次の通りです。
当社による財務経理業務のアウトソーシング事例を挙げると次の通りです(クリックしてご参照下さい)。